甘酒を自分で作れるセットが相変わらずの人気です。
飲む点滴と言われるほど栄養価の高い甘酒は健康にも美容にもいい日本食ですが、森永製菓の研究で
「“酒粕”と“米麹”を使用した甘酒」を継続的に飲用することで、目の下のクマの改善が見られたことが実証されています。
参考
『“酒粕”と“米麹”を使用した甘酒』の飲用で “目の下のクマの改善”が見られました!森永製菓
既に美容にも健康にもいいことは知られていましたが、
年齢を重ねるごとに大きな悩みとなっていく、目の下のクマにも効果があるとは嬉しいですね。
もしかしたら、あんな効果、こんな効果と気になる悩みの改善が出来るかもしれません。
既に甘酒の効果は皆さんご存知でしょうがもう一度おさらいしてみましょう。
森永製菓の発表
森永製菓が製造販売している『“酒粕”と“米麹”を使用した甘酒』の飲用で美容と健康にいい効果が表れたと発表されています。
- 目の下のクマの改善が見られた
- 暑さからのストレスの回復を早める
- 髪のつや
- 朝の目覚めの良さ
朝起きてビックリ!目の下のクマの原因を種類別でみたら原因と対処法がわかってきた
甘酒ってどんなもの?お酒?味は?
甘酒は主に米こうじと米、もしくは酒粕を原料とする飲み物です。
年末年始などの寒い時期は温かく、暑い夏は冷たくして飲むことが出来ます。
甘酒にはブドウ糖、ビタミンB1、B2、B6、天然の必須アミノ酸が多く含まれています。食物繊維、オリゴ糖による整腸作用もありジャパニーズヨーグルともいわれてますこれを飲むだけで一度に多くの栄養素を補給でき、しかも発酵食品となります。
実は私も甘酒ユーザーだったりして夏場はネット通販で甘酒を購入して夏バテ防止に飲んでいました。
市販の甘酒はアルコール分のないものがほとんどで、アルコール度数1%未満にほとんどの甘酒が分類されます。
私の場合は冬は酒粕を購入して手作りすることが多いですが、夏は市販品を飲んでいました。市販品でも麹の粒々はありますがサラッとして飲みやすくしてあります。甘酒ですので甘みはありますが、凄く甘すぎるという感じではありません。でも、甘さが嫌な人は手作りがおすすめですが、夏場は甘酒の保管も大変ですので私は購入しています。
芸能人でも、女優の永作博美さんや井川遥さんも美容維持のため毎日飲んでいると言います。
甘酒の効果
甘酒には、ビタミンB1,2,6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、アミノ酸、大量のブドウ糖などの成分が含まれていますし、体内への吸収率は90%になります。
しかも天然の栄養素ですので食べ物で摂取するのと変わりません。なのに多くの嬉しい効果が期待できるので、頭の片隅にでも記憶しておきたいですね。
夏バテ予防
甘酒は飲む点滴ですので、疲れた時、食欲不振の時など飲んでもいいですし、あらかじめ予防として毎日飲んでもいいですね。
特に夏場は冷たい甘酒だと飲みやすいのでスッキリします。また、甘酒はでんぷんやたんぱく質が分解されている状態ですので、体に負担をかけることなく栄養を吸収することができる飲み物でもあります。
夏バテ対策に活用したい一石三鳥の夏バテ食材特集
美白効果
甘酒には、皮膚や粘膜を保護してくれるビタミンB2が特に多く含まれているので、皮膚を活性化させることができます。
その上に美白成分のコウジ酸も豊富です。コウジ酸は、シミの原因になる黒い色素のメラニンの生成を高めるチロシナーゼという酵素の働きを抑えるため、過剰なメラニン生成を抑え、シミやくすみを防ぐ役割をしてくれます。紫外線が最も強いのが夏場なので夏バテ防止と紫外線対策にいいですね。
肥満抑制効果
甘酒には脂質の代謝を促進するビタミンB群が豊富です。
甘みのある飲み物なのにダイエットをサポートしてくれるのでダイエッターにおすすめですし、酵素ドリンクの代わりに甘酒でプチ断食も出来ます。
便秘解消効果
甘酒に含まれる麹由来の食物繊維やオリゴ糖は、腸内環境を整える効果ももっています。甘酒の良さは、天然の力で便秘予防をしてくれるのでカラダにも優しいです。
便秘でサプリや薬を飲んでいる方でしたら甘酒の方が断然体にいいのでおススメしたいです。
花菜の選べる乳酸菌の飲み方に驚いた!3つの業界初の乳酸菌サプリに注目
美肌効果
ビタミンB2を中心とするビタミンB群は、肌の細胞を活性化させてターンオーバーを促し美肌に導きます。
甘酒には特にビタミンB2が多く含まれています。
また、甘酒に含まれているコウジ酸は美白以外にも、肌の弾力に不可欠なコラーゲンやエラスチンを活性酸素から守りますので、シワやたるみを防ぐ効果も期待できます。
髪の毛もツヤツヤな健康髪
甘酒には「頭皮のアンチエイジング効果」もあると言われています。
これは甘酒に含まれる麹菌を摂取することによって髪の内側から若返るといいます。頭皮が若返れば髪の先までしっかりと栄養が届くようになるので抜け毛や薄毛の改善にもなります。
そして注目したい成分は、「ビオチン」です。ビオチンは美しい髪を作るサポートをする働きがあり、体のエネルギー代謝にも必要な栄養となっています。
麹菌、ビオチンの働きで健康で美しい髪を維持することができるようになります。
白髪ケアができるオールインワンシャンプー【KAMIKA】を使い始めてみた
リラックス効果
甘酒にはリラックス効果もあります。
甘酒に含まれるアミノ酸には、パントテン酸やGABAが含まれています。安眠サプリなどにも使われるリラックス効果の期待できる成分が天然の食品からも摂れます。眠れない時にも効果が期待できそうですね。
血圧抑制
血管を収縮させ、塩分の排出を阻み血圧を上昇させる成分をブロックしてくれるペプチドが含まれていますので、血圧上昇にブレーキをかけてくれます。
免疫力アップ
便秘解消や腸内環境を整えることで自然と免疫力もアップします。
甘酒には善玉菌のエサに栄養素が豊富ですので、腸内で善玉菌が増え、免疫力もアップしていきます。
いつ飲めばいいの?甘酒を飲むタイミング
朝飲む効果
お酒と名がつくことから、夜に飲むイメージのある「甘酒」ですが、アルコールを含んでいない甘酒でしたら朝から飲めます。
朝飲むことで、消化のエネルギーが排便に使われ便通をよくしてくれます。
更に、基礎代謝が上がり、脳の働きも活発にしてくれます。朝食時に1杯の甘酒を飲むことで活力ある1日を過ごすことも出来そうです。
夜飲む効果
夜飲むことでアンチエイジング効果が期待できます。
リラックス効果のある甘酒はストレスも軽減しますので、リラックス効果を得るためには甘酒を就寝前に飲みましょう。
寝ているときに肌は再生されることから、アイチエイジング効果にもなり、さらには疲労回復、美肌へと導いてくれます。
コーヒータイム
コーヒータイムにも甘酒を取り入れましょう。満腹感もあり甘いお菓子を食べ過ぎないことにもつながります。
ダイエット&デトックス
甘酒は低カロリーながら多くの栄養素を含んでいるため栄養を摂取しながら摂取カロリーを抑えることができますので一食置き換えにもおススメです。
置き換えることで内蔵を休めデトックス効果が期待できます。酵素ドリンクでの置き換えダイエットやプチ断食を行うように甘酒でも同様に行えます。
置き換えは無理でも、甘酒を食前に摂ることで血糖値を上げ、食べ過ぎを防止します。
また、間食として甘いものを摂るときに甘酒にすると、程よい甘味で満腹感も得られるため間食を我慢せずストレスもたまりません。
試してみたら意外と簡単だった【女性に嬉しい効果抜群のプチ断食&半日断食】
簡単甘酒料理
クックパットにも甘酒料理がかなり多く出ています。
甘い甘酒は砂糖の代わりにも出来るので味付けにつかい食事のおかずに活用している人もいます。
私はおやつを甘酒で作っています。
砂糖、牛乳なしで作る甘酒ホットケーキ
- 薄力粉 100グラム
- ベーキングパウダー 5グラム
- 甘酒 150グラム
- 卵一個
- バター
- メープルシロップ
甘酒パン
- 強力粉 200g
- 薄力粉 50g
- プラス糀 1箱
- 塩 3g
- マーガリン 20g
- ドライイースト 3g
- 砂糖 15g
- チョコチップ
甘酒ヨーグルト
- 甘酒 100cc
- プレーンヨーグルト 大さじ2~3
- チアシード
- フルーツ
まとめ
最近では甘酒キットもでていますし、簡単に作れる機会も販売されています。
時間のある方は手作りの甘酒を楽しんでもいいですが、育児や仕事で日々追われているのでしたら市販の甘酒を購入することをおすすめします。
甘酒は900ml一本で約1,000円近くですので酵素ドリンクなどと比較するとかなり安価で購入できます。毎日、大量に飲まなければ一カ月、3・4本の甘酒で十分効果を感じることが出来るのです。
ただ何でもそうですが、処方される薬とは違うので、疲れた時、不調の時数回飲むだけでは効果もあるのかないのかわかりません。自分の体調に関係なくしばらくは飲み続けてみましょう。飽きてきたら調味料として料理に入れて使うことも出来るのでかなり重宝します。