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親子で取り組む今どきの読書感想文

多くの母親を悩ませている夏休み。
暑いのに子供が朝から晩まで大騒ぎ、宿題はあるし、プールやラジオ体操は面倒。そして、家族旅行に実家への帰省、お中元と頭を悩ませることの多い夏休み。

中でも我が家が一番頭を悩ませているのは「読書感想文」です。

昔と違い子供が夏休みに涼しい図書館で過ごすことが稀な現在はこの読書感想文が書けなくて困っている小中学生が多いんです。
もちろん、我が子も読書感想文には数日時間をかけています。
それでも、並以下の感想文で終わってしまっているのが現状です。

毎年苦戦する読書感想文の季節がまた到来しました。

 

目次

読書感想文が出来上がるまでの流れを把握しておきましょう

trouble

  1. 本を選ぶ
  2. 本を読んで読書メモを作る
  3. 最低3度は読むといい
  4. 構成を考える
  5. 感想文を書く
  6. 書いたものを読み返す

 

こんな感じで読書感想文を書いていきます。
文学史をたくさん読んでいる子なら文章の書き方がわかるのですが、本を読まない世代の現代の子供たちは文章の書き方がわかっていません。もちろん、授業でも作文を何度も書くこともなく、日記を書いてもうまくかけない子が多いと言います。
我が子もその通りの子供ですので、ある程度は指示をしてあげています。

 

そして、読書感想文を書き始める前に、入賞した読書感想文を読んでみると勉強になるのでおすすめです。

過去の入賞者作品

http://www.dokusyokansoubun.jp/list.html

 

我が家流の読書感想文の本選び

読書感想文の本選びは重要なポイントになります。
以前は、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書から選んでいましたが、正直、本の内容が難しく、我が子の生活とはあまりにかけ離れていると思い、途中から課題図書を購入するのは止めました。とりあえず課題図書をみて書けそうなら購入しますが、代表に選ばれるのが目的でもないので、本が薄くて読みやすく書きやすいような本を一緒に選ぶようにしています。
最初のさわりを読んでみて、我が子と重なるような部分があればその本にします。

 

ちなみに、今年は「竜退治の騎士になる方法」にしました。
選んだ理由は、主人公が小6だったこと、時々、一人で留守番をして一人で夕食を食べるのですがそれを楽しんでいたという2点が我が子とピッタリ合ったので決めました。
上手に作文を書けるわけでもなく特別成績がいいわけでもないので、何でも身丈に合った方が楽だしそれなりに上手くかけることがわかっているので、そんな風に読書感想文の本選びをしています。

青少年読書感想文全国コンクールの課題図書
http://www.dokusyokansoubun.jp/books.html

 

 

早速書こう!読書感想文の構成

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本を読んでいきなり読書感想文を書こうと思ってもなかなか書くことができないので、一回本を読んだら構成を決めさせます。
本を読む時は、気になる部分を、大雑把にメモします。気になる言葉はページをメモしたりしながら読みます。

 

そしてそのメモを見ながら構成を考えていきます。

 

基本の構成

構成は4部にします

  1. 本を読んだきっかけ
  2. 心に残った場所のあらすじ→感想をくり返す
  3. 自分に置き換えて書く
  4. まとめを書く

 

本を読んだきっかけ

その本を選んだ(読んだ)きっかけや理由を書きます。本を読むまえの印象や選んだ時のきもちを書きます。特徴のある表紙や本の名前だったらそのことに触れたりもします。

 

心に残った場所のあらすじ→感想をくり返す

本のあらすじは書いてはいけないとよく言われますが、我が家は書いています。
ある程度あらすじを入れながら書かないと、600文字の原稿用紙は埋められませんので、物語の場面ごとのあらすじを書き、それに対して感じたことや感想を書きます。これを数回繰り返します。こうすることで、この本を読んだことのない人でもどんな内容の本なのかわかります。

 

自分に置き換えて書く

物語と関係がありそうな自分の体験、思い出を書きます。
ここが重要で難しいですが、ここはオリジナルな部分なのでしっかりと考えて書くようにさせています。

 

まとめを書く

本を読み終えての感想や今後の自分に役立てることなどで締めくくります。

我が家はこんな感じで毎年読書感想文を書きあげています。正直、青少年読書感想文全国コンクールの入賞者の感想文と比較すると何とも言えませんが、それなりにいい感想文に仕上がります。比べても比較の対象にならない人の感想文と比較するよりも、昨年の感想文よりも上手く書けたのか?今までよりも上達したのか?を確認すればいいと思います。
それが出来ていれば◎です。

 

題目を考える

読書感想文の題目ですが、ここだけは青少年読書感想文全国コンクールの入手作品の真似をします。

 

今年の我が家は「竜退治の騎士になる方法」で書くことに決めていますが、題目は「竜退治の騎士になる方法を読んで」ではなく、「もしも私が竜退治の騎士になったならば」にしました。コンクールの入賞者は皆、感想文を読んでみたくなるような題目を付けています。ですから、この部分だけは簡単に真似できるので、一ひねり入れて考えています。
子供が自分で考えるようにしていますが、ちょっとヒントを与えたり、こんな感じもいいね!なんてアドバイスをしたりはしています。

 

読書感想文書き方のコツ

読書感想文はコツさえ掴めば一日でも書き終えることが出来ます。
国語の授業では物語の主人公の気持ちを考えます。この主人公の気持ちとか物語が訴えていることとかを考えるのが正直、大変です。
ですから本選びにもなりますが、自分と等身大の本を選ぶことで、もし自分なら・・・ということを中心に書いていくことが出来ます。あらすじを書き、主人公はこう行動したけど、自分なら・・・・と書く方が比較的簡単です。

 

本を選ぶ時に有名な文学書を選んだことがあるんですが、今との生活の違いがありすぎて中々自分と置き換えることが出来なかったことがありました。ですから、”自分と置き換える”ことが出来る本選びにかかっています。

 

自分の等身大の本を選び、自分と置き換えるのが最も簡単に書くコツです。

 

読書感想文コピペサイト

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最近は中学生、高校生になると「読書感想文コピペサイト」を活用している生徒が多いみたいです。
我が家も上の子が中学生になり知りました。読書感想文だけでなく、数学でわからないところがあればネットで無料講座をみて解決するなど、ネットを活用して学ぶ人が増えているようです。

 

ただ、読書感想文コピペサイトが良いとは思えません。もちろん、学校側もこの事態は把握しているようでコピペは禁止としているようです。ですが、自由に使えるサイトがある限り生徒は使うでしょうね。個人的には下手でもいいから自分の力で仕上げることが必要だと思っているので、サイトの紹介はしませんが、気になる方は「読書感想文コピペサイト」で検索してみてください。色々出てきます!

 

夏休みの宿題代行サービス

「読書感想文コピペサイト」に続き、「夏休みの宿題代行サービス」もあるようです。
そして「夏休みの宿題代行サービス」は人気のようです。都市部では塾が主流となっているようですので、学校の授業は無意味だということなんでしょうか?

 

読書感想文、ドリル、自由研究、絵・ポスター、そして大学の卒業論文の代行など代行サービスが人気となっています。学校の授業が無意味というよりも宿題をしない子供、子供の成績だけが気になる親御さんが利用する傾向にあるといいます。我が子がしないならとりあえずは代行してでも提出しようということでしょうね。

 

子供に宿題をさせようと思ったら、付きっ切りでやる必要もあります。
特に読書感想文なんて、本を読むなんて・・・大変です。だったらお金を支払って誰かにやってもらった方がいいと考える家庭もあるようですね。

 

そちらも「夏休みの宿題代行サービス」で検索するとサイトが出てきます。

 

本を読むことの良さ

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毎年、夏休みになると思うことですが、本を読むことの大切さです。
我が家でも大きくなるにつれて本を読まなくなっています。代わりにスマホです。暇だからスマホとなってしまうのです。暇だから本、時間を作って本。となるのが理想でしたが、親が思うようには育ってくれず、スマホやタブレット、PCの便利さに流されています。
これは私たち親世代にも言えることです。

 

ですから、上手く文章が書けないし、漢字を書こうと思ってもいつもスマホで変換しているから書けないんですよね。情けないと思いつつもこの生活から脱していません。

 

毎年、子供の読書感想文書きに付き合いながら、「本をもっと読ませよう!」と思うのですがなかなか上手く行きません。
来年こそは自分で読書感想文の本を選びしっかり書き上げて欲しいと願っています。

今回の読書感想文の書き方以外にも気になる子育て記事を書いています。
子育てに行き詰まった時、読んで和んでください。

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