夏の食材と言われて一番に思い浮かぶのはキュウリです。
ですが、今ではキュウリはハウス栽培ができ一年中スーパーに並ぶ食材となっています。でも本来、キュウリは夏野菜の代表でもあります。
田舎に住んでいる我が家は夏になると大量のキュウリに囲まれています。
実家からキュウリ、お隣からキュウリ、ご近所さんからキュウリ・・・と毎日、毎日、キュウリを食べています。
一昨年までは、きゅうりのキューちゃん作りに励んでいましたが買った方が断然おいしいので夏になるときゅうりと戦いです。家族も段々ときゅうり料理に飽きてきて食べてくれなくなります。
それなのに祭りの屋台できゅうりの一本漬けを買ってくる==どういうことだ!
こっちは、毎日毎日、きゅうりのサラダレシピやきゅうりの漬物レシピを探して億戦苦闘しているのに・・・・
ということで今回は我が家定番のキュウリレシピから、夏に作ってみたいきゅうりサンドの作り方まで紹介します。そして栄養価はないと思っていたきゅうりにも栄養があり効能があることも知りましたので紹介したいと思います。
目次
きゅうりに栄養はないのか
きゅうりには栄養はないと思っている人多いと思います。
実際、きゅうりはカロリーが低くほとんどが水分だと思っていたのでバリバリ食べています。でもカリウムは豊富だといいますよね。ですから、少々血圧の高い私はキュウリを食べるように心がけています。
”キュウリは全体の90%以上が水分で、ビタミンC、カロチン、カリウムなどの栄養素が含まれているが、含有量は非常に低い。”とウィキペディアでも紹介されています。ウィキペディアきゅうり
ですが、栄養が少なくても、水分補給ができ、利尿作用があり、血液の流れを良くし、身体を冷やしてくれることを考えると胡瓜は、暑い夏には欠かせない食材です。
ガバガバ飲料水を飲むのならば、夏の食卓に一品キュウリを入れた方が断然いいと思います。
知って得するきゅうりの効能
キュウリは90%が水ですがビタミンC、カロチン、カリウムなどの栄養素も含まれます。
特に注目したいのがカリウムです。カリウムには利尿作用があるのでむくみ解消にも役立ちます。ですが、きゅうりは味のない青臭い味が苦手だという子供もいるくらい、そのままでは美味しくない夏野菜です。
ですから漬物にしたり、あえ物にしたり、味噌をつけたり、塩をつけたり、マヨネーズをつけたりと味の濃い調味料で食べることが多いです。利尿作用目的で食べるなら、何もつけないのが理想でしょうね。
また、カリウムはとりすぎた塩分を体外に排出するはたらきを持ち、血圧を下げる効果を持っているので、高血圧予防や腎臓の機能が低下している場合にもキュウリのカリウムは有効な栄養素です。
そしてキュウリは瑞々しくて食べやすいので夏バテの時、食欲のない時に食べる食材としてもおすすめです。しっかり栄養補給もでき、カラダの中の余分な物も輩出してくれるのでいいですね。
私の友人はBBQに必ずきゅうりを持ってくるのですが(冷やして)、二日酔いにもキュウリを食べるといいと言ってました。利尿作用があることを考えると確かに飲み過ぎた翌日に食べると良さそうですね。
ですが、カラダを冷やすので食べすぎには注意がいりますね。
キュウリの保存方法
キュウリはあまり日にちが経つと瑞々しさがなくなり切ると白くなっています。
おかずに加えたり、おつまみにしたり、浅漬けや、漬物に使っても使い切れいない時もあります。そんな時、一日でも長くキュウリをいい状態にしておく保存方法を知っていると役立ちます。
キュウリは冷蔵庫の野菜室に立てて入れますが、そのままでは直ぐ悪くなるのでビニール袋に入れて保存します。冬は冷蔵庫に入れないとテレビで言っていましたが、我が家のように氷点下になる寒い地方では冬も冷蔵庫保存です。
大体、一週間くらい日持ちすると言います。
そしてキューピーのサイトで驚きのことを知りました。 きゅうりをスライスして水気を絞って冷凍保存します。冷蔵庫で解凍しあえ物などに使えるようです。
参考
きゅうりの基本情報kewpie
きゅうりが冷凍保存できれば、後一品欲しい時など冷凍庫から出して酢の物やあえ物を作れますね。今年の夏はぜひきゅうりの冷凍に挑戦したいと思います。
我が家の定番キュウリレシピ
きゅうりの浅漬けから酢の物、サラダなど多様な使い方のあるキュウリですが夏場に毎日、食べるので色々工夫して味を変えています。そんな我が家のキュウリの人気レシピです。
きゅうりのピリ辛中華風
- きゅうり2本
- おろし生姜1/2片
- おろしにんにく1/2片
- 醤油大さじ1
- 酢大さじ1
- 砂糖小さじ1
- ごま油小さじ1
- 豆板醤小さじ1/2
きゅうりは食べやすい大きさに切ります。きゅうりと材料を袋に入れてもみもみします。
しんなりしたら食べます。
にんにくの風味がたまらないです。子供が食べるならにんにくを少なくしても大丈夫です。
きゅうりとトマトの胡麻和え
- きゅうり1本
- トマト中サイズ1個
- ごま油 大さじ1
- 塩軽1つまみ
- 白ごま適量
- しょうゆ小さじ1
こちらはボールに食べやすい大きさに切ったきゅうりとトマトを入れ、材料をすべて入れて和えるだけです。少し時間を置いて味が馴染んだら食べごろです。
トマトと和えるので水気がでますが夏野菜同士でサッパリしてたくさん食べられます。
鶏むね肉ときゅうりの梅わさび味
- とりむね肉 100g
- きゅうり 1本
- わさび 少々
- 梅干し 2.3個
- 酢 大さじ1
- 酒 少々
- 塩 少々
- 白ごま 少々
鶏むね肉は火を通して細かくほぐします。むね肉じゃなくささみでもOKです。きゅうりは千切りにします。
ボールにきゅうりと胸肉以外の材料を入れ混ぜ合わせてから、ささみと鶏肉を入れ混ぜ合わせます。
夏にはさっぱりしたビールのおつまみです。おかずの一品としてもいけます。子供がわさびが苦手ならわさびを抜いても美味しく頂けます。いつ食べても飽きずに食べられます。
きゅうりの漬物
- 胡瓜4本
- 砂糖60g
- 塩20g
- 辛子8g
材料を袋に入れ混ぜ合わせます。きゅうりは切らずにそのままいれます。冷蔵庫で一晩寝かせて出来上がりです。一口大に切り食べます。辛子がアクセントになり美味しいです。お弁当の端にも入れられます。
塩昆布和え
- きゅうり2本
- 塩小さじ1/3
- ごま油 小さじ1
- 塩昆布 適量
きゅうりはスライサーで細く切ります。切ったきゅうりと材料を混ぜ合わせて出来上がりです。
サッパしているし簡単ですので朝ごはんにもピッタリです。きゅうりを薄く切ると直ぐ出来ます。
やみつきキュウリ
- きゅうり2本
- にんにくすりおろし1/2片
- 醤油大さじ3
- みりん 大さじ2
- ごま油 小さじ2
- 白ごま 適量
きゅうりを少し大きめで食べやすく切ります。切ったきゅうりと材料を袋に入れてもむだけで出来上がりです。
暑い夏の夕食にビールと一緒に食べるとおいしです。にんにく入りですので外出まではお勧めできません。
サーモンときゅうりのマリネ風
- スモークサーモン約100g
- きゅうり1本
- 玉ねぎ1/4個
- 酢大さじ3
- オリーブオイル 大さじ2
- 砂糖大さじ1/2
- ブラックペッパー少々
- パセリ 少々
サーモン・きゅうりは食べやすい大きさに切る。玉ねぎは薄くスライスします。調味料は全て混ぜ合わせておきます。ボールに切ったきゅうり・サーモン・玉ねぎを入れ最後に調味料を入れて混ぜ合わせれば出来上がりです。
サーモン好きの我が家の子供たちの大好きなメニューです。
この他にも我が家では、市販のきくらげときゅうりを混ぜ合わせたり、山形のダシを作ります。それでも飽きてきて食べたくなくなるから不思議なんですよね。
今年の夏に挑戦してみたいきゅうりレシピ
日清製粉グループのパン系女子のポータルサイトでみたきゅうりのサンドイッチです。
このきゅうりだけのサンドイッチはイギリスの上流階級で食べられていたものだと言います。
シンプルだけど凄く美味しそうなのでキュウリが山ほど届く夏に絶対作ってみたいと思っています。
詳しい作り方や動画はポータルサイトで見ることができます。
その他に人気料理レシピが万歳のクックパットでもきゅうりのサンドイッチレシピはありました。参考にしてぜひ挑戦してみて下さい。本当においしそう!
最後に
きゅうりって今は一年中あるし、メインのおかずではないんですよね。
でもお弁当の彩、おかずの彩に欠かせない食材です。そして、カリウムが豊富でカロリーが低いから女子は進んで食べたい食材ですね。今年の夏は思いっきりきゅうりを楽しんで食べようと思いました。
夏バテ対策の食材などの紹介もしていますので興味がある方はそちらも参考にしてください。
参考記事夏バテ対策に活用したい一石三鳥の夏バテ食材特集