PTAの役員である私は学校主催の食育講座に出席しました。
その時、食育の先生が質問した「いつもよく食べる食材」の質問に、えのき茸やキノコ類が多かったんです。
しかもキノコ類を食べているのは若いママや若い先生ではないか!
そして細くてスラッとした女性が多い!
キノコが体に良いことも知っているし、太らない食材だという事も知っている。
でもなぜ?こんなにキノコ?と気になって講座の話が頭に入らず、携帯で調べて出てきた言葉が「菌活」でした。
活活って何でも活にすればいいわけじゃないと思いつつ、その後、菌活を調べてみて驚きました。
確かにキノコ買うわ。安くて身近な食材ですし。菌活できる食材ですからね。
ですが、菌活はキノコ以外にも多くの食材で行えるんです。
実は私の良く飲んでいる甘酒も菌活だったんです。私も知らないうちに菌活していたんです。
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菌活食材やサプリは、ダイエットしたい女子、美容や健康のために、子供の免疫を考えてと・・・色々な考えを持ち菌活してる人が多いことを知りました。
今回は、菌活って何?
どんな効果を期待できるの?など菌活のことを色々と調べてみました。
菌活とは?
菌活は2012年ごろから注目され始めていたんですね。
元々は、ヨーグルト、納豆、味噌を毎日食べる生活のことを菌活と言っていたようですが、カラダに良い菌を増やすという意味になります。
言われてみれば腸まで届く乳酸菌がインフルエンザに効果あるとか、花粉症に効果あるとか聞いてスーパーに走った記憶があります。
ヤクルトがいいと効けば購入したり・・・
ですが菌活は毎日続けてこそ意味のあるものです。菌活と言っても様々な菌がありますが、ヨーグルト・納豆・味噌は価格的にも継続しやすい菌だと言えます。
トレンド総研が2013年に『菌活』に関する意識・実態調査を行っていました。
調査対象は20~40代 女性500名です。
なんとこの時点で7割もの女性が菌活を行っているという実態が分かっています。
そして菌活が徐々に進むにつれ菌活ライフを楽しむという風潮になってきています。
菌活ライフとは?
菌活ライフとは意識して楽しみながら菌活を取り入れる食事を行っていくことです。
手軽に取り入れられる、きのこ類・ヨーグルト・味噌などで食事を構成します。
甘酒・みそ汁・キノコ料理・塩麹・しょうゆ・醸造酢など調味料が多くありますので取り入れやすく、続けやすいのが特徴です。
菌活ライフを楽しんでいるという方々は、塩麹やしょうゆ麹を手作りしてソースやドレッシングを作ったり、料理のアクセントして菌を取り入れています。
感じ方や効果は人それぞれでしょうが、良い効果が得られていると感じているようです。
菌活ってうけど菌の種類にも色々あった
菌活って大体どんな菌がいいのかわかってきたと思いますが、どんな菌があるのか確認のためにも調べてみたらこれも菌活できるの??なんていう驚きの菌もありました。
王道はキノコ類
きのこはそのものが菌なので、「菌活」の最大の食材です。やはり食材から直接菌を摂れるのはいいですよね。
しかもキノコはカロリーも低い上に食物繊維も豊富なのでダイエット向きで価格も手ごろなありがたい食材です。
えのき、しいたけ、しめじ、まいたけ、エリンギ、なめこなど種類も豊富ですので毎日、食べても飽きのこない食材です。
乳酸菌
乳酸菌と聞くとチーズ、ヨーグルトは思い浮かびますが、キムチ、漬物などはなかなか想像しません。ですが、キムチ、漬物も乳酸菌を含む食品となります。
ヨーグルトやキムチは乳酸菌によって発酵されてできます。
ビフィズス菌やガセリ菌等も乳酸菌の種類となります。
納豆菌
納豆菌は納豆そのものです。こちらも多くの健康効果が実証されテレビなどでも何度も登場する代表的な健康食品の一つです。
酵母菌
酵母菌とは発酵菌の種類の一つです。ワイン、日本酒、ビール、パン、しょうゆなどを作るときに使い分けるので多くの種類の酵母菌があります。
例として挙げるならば、ビール酵母、清酒酵母、ワイン酵母、黒酵母、パン酵母があります。
麹菌
麹菌は、味噌、醤油、塩麹、甘酒などに含まれます。
麹菌は最近女性に大人気の菌としてかなり注目されている菌でもあります。
酢酸菌
酢酸菌は酢、ワインビネガーなどに含まれます。
酢も様々な健康効果があるとテレビなどで何度も特集されている調味料となります。
菌活すると何がいいの?
菌活のことは分かったし、どんな食材で菌活すればいいのかも分かりました。
でも菌活すると一体どんないいことが待っているのでしょうか?
菌活することで腸内環境が良くなります。いわるゆインナービューティーってことです。
それぞれ効果に違いがありますが、どの菌でも腸内環境を良くしてくれるのでそれに伴う2重3重の効果が期待できます。
もちろん、菌活食品だけ食べていればいいわけではありません。腸の中には3つの菌が存在し、その中の善玉菌を増やすことで腸内環境を良くします。
そして菌活することで善玉菌を増やすことができます。
ですが、善玉菌を増やすには善玉菌のエサも必要となります。エサがなければいくら菌活しても善玉菌が増えて行かないのです。
そして最近よく聞く「腸内フローラ」という腸内のバランスがあります。
腸内は善玉菌だけではダメなんです。善玉菌:2・悪玉菌:1・日和見菌:7という腸内フローラが理想となっています。ちなみに日和見菌は、腸内の善玉菌・悪玉菌の、優勢な方に同調して作用する菌です。
腸内環境を良くすることで腸内フローラのバランスも保つことが出来、健康にも美容にも良いといわれているのです。
腸内フローラのバランスを整える3種類の食材
やせ体質になれる腸内フローラをつくり、キープするためには次に挙げる3つのポイントが大切です。
腸内環境を整えて善玉菌をふやすためには、菌を摂取することが大切ですが、菌だけでなく食物繊維とオリゴ糖も必要となります。
この3種類の食材を取り入れるためにおすすめの食材を紹介します。
食物繊維
野菜や海藻、豆類に多く含まれる食物繊維は、消化されることなく大腸まで届くので、善玉菌のエサとなる重要な食材です。
理想は朝昼晩の食事で、野菜、海藻、豆類を1日で350gとなります。
たくさん食べるのは難しいそうに思いましたが、食物繊維を含み菌をもつ食材であるキノコ類でしたら結構多くの量を食べることが出来ます。キノコは食物繊維をもつ食材でもありますので意識して食べるといいですね。
菌(発酵食品)
乳酸菌や納豆菌を毎日摂取し、きちんと腸内フローラに善玉菌をチャージするようにしましょう。ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆やキムチ、ぬか漬け、酢を使った料理などです。
みそ汁などは定番ですが、ここでも麹菌をつかい魚や肉を味付けするとより多くの菌や旨みが摂取できます。
ですが、菌は体内に蓄積されることがありませんので毎日コツコツ食べることが必要となります。大量に食べる必要がないんですが、工夫して色々な料理で摂取できるようにすると良さそうですね。
オリゴ糖
オリゴ糖も腸で善玉菌のエサとなります。大豆やたまねぎ、ごぼう、バナナといった食材に多く含まれています。
手軽なバナナとヨーグルトといった朝食は良さそうですね。
まとめ
菌活と聞くと難しいように思いますが、日本食を食べていれば知らないうちに菌活はしていると思います。ですが、毎日何かしらで補給する必要があることが分かりました。
善玉菌を増やすことが良いことだとはわかっていることですので、より健康でより美しく過ごしたいなら菌活ライフっていいことですね。
ですが、毎日「菌活・菌活」と頑張りすぎても余計に病気になってしまいそうです。
菌を含むサプリや健康食品なども利用しながらコツコツ菌を摂取していきたいですね。食材ではやはり手軽で比較的お値段も優しいキノコ類を使っていきたいですね。
こうやって気になる食材を調べてみるとつくづく日本には古来からの素晴らしい食材が多いことが良く分かりました。益々、日本食大好きになりました。 とろろ昆布で美容・健康そして食卓のあと一品を解決
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