高齢者の5人に1人が新型栄養失調だと言われています。
そして、新型栄養失調は若い女性にも増えつつあります。
NHKのためしてガッテンやあさイチでご覧になった方も多いはずです。
新型栄養失調を知った時に、この先、自分も新型栄養失調になってしまうのではないかと思いました。バランスの良い食事といいますが、正直、子供がいなくなった夫婦だけの家庭では難しい!
40代過ぎたら、サプリとか青汁とかを上手に活用していく必要もあるのかもしれません。特に40代以降の女性だと更年期サプリなども利用してみると栄養補給も兼ねることが出来ますね。
聞きなれない言葉ですが、今後、女性たちの間でも増えていくだろうと思われる症状の一つだと感じたので、どんな症状で、どのように注意したらいいのか調べてみました。
新型栄養失調とは?
新型栄養失調とは、必要な栄養素がしっかり摂れていない状態です。一言でいえばたんぱく質不足の状態だと言います。その他には、ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足している状態でもあるようです。
お肉を食べるとカロリー過多になるとか太るといった先入観から、野菜だけしか食べない若い女性、脂っこいからとお肉を避けて魚や大豆を食べて安心している高齢者に多いことがわかっています。
新型栄養失調になったときの症状
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15300384 – concept of a tired businesswoman
- 疲れやすくなる
- 風邪をひきやすくなり治りにくい
- めまい、息切れ、立ちくらみなどをよく起こす
- 口内炎を作りやすい
- 食べ物の好みが変わりやすい、味が分かりにくい
- 気持ちが沈みがちでイライラしやすい
- 筋肉がなくなるため、転びやすくなる
- 結核や肺炎、脳出血、骨折などをしやすくなる
- 免疫力が低下する
- 心臓の働きが弱くなり心臓病などになりやすくなる
新型栄養失調にならないためにお肉も食べる
豆やみそ汁にもたんぱく質が含まれていますが、不足しているのは動物性たんぱく質となります。どちらもバランスよく摂ることが老化防止にも繋がります。
肉や卵といった動物性食品の良さは、「血清アルブミン」が多く含まれていることです。人の血液中には多くのタンパク質が存在していますが、血液中のタンパク質の約6割を占めているのが血清アルブミンとなります。ですから、動物性たんぱく質を摂らないと、血清アルブミンが不足し、タンパク質も不足しやすくなるのです。
お肉は太るというイメージですが違うようです。また、高齢者がお肉を避ける理由として、脂っこいものが胃にもたれるという理由もあると思います。確かに40代になったから焼き肉などを食べ過ぎた翌日は胃腸のもたれが半端ないです。ですから、食べても量を少なくしたりしてしまいます。
ですが、脂身の少ない豚肉のヒレや赤身、鶏肉のムネやささみ等は比較的量を食べることが出来ますので、選んで食べていきたいですね。
焼き肉のたれなどで知られているエバラの公式サイトには、肉と健康に関するコラムが紹介されていて凄く勉強になりますし暇なときに読むと面白いです。時間があればぜひ参考にしてみて下さい
[surfing_su_quote_ex cite=”エバラ” url=”https://www.ebarafoods.com/sp/meat/health/”]健康に欠かせない肉の効能[/surfing_su_quote_ex]
うちの母も新型栄養失調かも?
うちの母も新型栄養失調ではないかと思っています。症状としては慢性の疲れや体調不良です。おはようの挨拶が、「今日も、だるいわ」って感じです。朝の挨拶もできない母親にガッカリするほど心の病もひどいです。
本人は3食食べていると言いますが、ある日の昼食を覗きに行きました。食べていた食事は、白ご飯、魚の煮つけ、漬物でした。まあ、こんな感じだろうとは思っていました。そして前日の夕食はざるうどんだといいます。
夏になり暑さのあまりエアコンの部屋でテレビを見ていますのでお腹も空かないようです。ですから、ほとんどがそんな食事だと思います。ご飯を雑穀にするとか青汁を飲むなどを進めておきました。
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そして母の症状ですが、肩こりというか背中凝りが治りません。終日前にはめまいがひどく点滴をしてくる始末です。やはりしっかり食事する、食事がしっかり摂れないならサプリなどで補うことも必要だと感じました。
新型栄養失調にならないために補いたい栄養素
人が普通に暮らしていくために必要な栄養素に、9種の必須アミノ酸があります。今は様々な健康サイトで紹介されていますので聞いたことがあるとは思います。
イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジンが9種の必須アミノ酸となります。
この9種の必須アミノ酸は、疲労回復をおこなったり、新陳代謝を盛んにしたり、解毒作用だったりと人が健康に暮らすために必要な栄養素です。どれか一つが不足することで、体調不良となります。アミノ酸に関しては様々な機関で検証が行われています。
必須アミノ酸は体内で生成することができないので食事で補うのですが、普通の食事をしていれば不足することはないと言われています。ですが、夏場の猛暑で暑いからと、のど越しのいい麺ばかり食べていたり、ダイエットで野菜オンリーの食生活、インスタント食品が極端に多いなどで成分が不足してきます。更に、現代人はストレスで補ったアミノ酸を使ってしまっているとも言われています。ですから、意識して食事を食べる必要もあるわけです。[surfing_other_article id=183]
どの種類の肉がおすすめなの
肉と言っても、牛肉・豚肉・鶏肉とあります。一般的には、豚小間や鶏肉がもっとも買いやすいので食べやすいのかな~とは思います。牛肉の赤身や豚ヒレが体にいいと知っていてもそうそう買えるお値段ではありません。
牛肉
高級なイメージの牛肉は「鉄分」の含有量が多いです。豚肉や鶏肉と比較すると約3倍も多いといいます。
特に赤身部分に多く含まれる「ヘム鉄」は女性にとっても必須だと言われている成分でもあります。
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豚肉
豚肉は疲労回復というイメージがありますが、「ビタミンB1」が牛肉や鶏肉に比べて約10倍も豊富に含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに必要な成分でもありますので、太らないための食事としても活用できそうですね。
鶏肉
最も庶民に身近な食材である鶏肉は、牛肉や豚肉に比べて「ビタミンA」が約4倍近く多く含まれています。ビタミンAの働きとしては、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。また、免疫力アップも期待できるのがビタミンAです。そして鶏肉も川の部分を除くことで低カロリーですし胃もたれしませんので、ダイエット中の女性や高齢者におすすめです。
肉をどうやって食べるの?
小まめな人は様々な料理をするでしょうし、料理レシピなども多いので活用すればいいんでしょうが、忙しいママや高齢者になると料理自体が億劫です。料理レシピはわかっていても迎えないのが現状です。
そんな時は、エバラなどから調味の素が出ています。
活用しましょう。ちょっとしたひと手間で、同じ調味料を使用しても別の料理となります。ただ、何種類も調味の素を買うと使い切る前に冷蔵庫の邪魔的な存在になるので、我が家では割高でも小さなボトルや小分けしてある商品を購入します。捨てることもなく使いきれるので、割高ですが無駄がありません。
また、家族が一緒に食事できる日は、焼き肉にするなどしてしまってもいいと思います。肉だけでなくいつもと変わった野菜をプレートで焼いてみると意外と喜んで食べたりもします。
最後に
現代人は本当に想像もできなかった状態になってしまいます。考えなくてもいいことでストレスを抱えたり、猛暑で食欲も出なくスポーツも出来なかったりと次々と障害がでてきます。ですが、そんな中でも健康に若々しく頑張っている女性たちも多いです。そんな女性たちの食生活や生活習慣を真似してみることから始めてもいいですね。騙されたつもりで、芸能人が紹介しているサプリなどを活用するのもいいのかもしれません。