先日、凄く香水臭い男性に会いました。
会いましたと言っても私の勤務先のカフェにお昼ご飯を食べに来たんですが、カウンター越しに注文を受け付けているのに鼻が痛みました。
本当に臭い!
香水はいい香りなのでしょうが、香水プンプンなんで鼻につくんです。しかも食事をするカフェでの出来事です。
あれ環境にも悪いし、食べるものを扱っている店では困りものですよね。
我が家にも自分の臭いを気にするあまりに香水を使っている息子がいますので、香水の正しい付け方とかあるのかな?と思い調べてみました。女性も加齢とともに臭いが気になり香水を使うことも増えると思います。
周りを不快感にしない正しい香水の付け方を知っておきましょう。
香水はなんのためにあるのか?
香水の歴史ははっきりとはしていないようですが、古代ローマやエジプトのクレオパトラ時代が始まりだとされているようです。香水は想像していたように自分の臭い・体臭を隠すために使われたのが最初のようですね。
ですが、もちろん今でもそのような目的で使う人が多いかもしれませんが、その後は、自分が、癒されるために付けた香りが香水で、異性や同性に自分の魅力を香りでアピールしたい人が、アピールするために工夫して香りを装ってきたことが香水の歴史となっているようです。
そして今も昔も香水は、体臭を隠すためのエチケット的な使い方、自分の臭いはこれだという目印的な使い方、好きな香りで楽しむのが目的の使い方と個々によりまた、状況により様々な使い方をされています。
まとめますと香水を使うのは、3つの目的があることになります。
- いい香りを楽しむ
- 性的な魅力をアピールする
- 体臭を和らげるため
正しい香水の付け方
香水の正しい付け方は特に決まってないようです。
ですが、周りを不快にするような付け方はタブーだと言われているようです。やはり、飲食店に香水プンプンで訪れるのはタブーでしょうね。飲食店でなくても臭いアレルギーの人も増えていますので、周りのことも考えて使用していきたいですね。
ただ、一般的にはパルファムは「点」で、オーデコロンは「面」でつけるとされているようです。
私、個人的な考え方としては、すれ違った時にフワッと香る香水の匂いが大好きです。誰の臭いだろ?何のにおいだろ?いい香り~と思ってしまいます。そんな自然な香りを残せるような使い方があれば知りたいですね。
パルファムとオーデコロンの違いは?
パルファムは「点」で、オーデコロンは「面」でと言われても、そもそもパルファムとは?オーデコロンとは?香水にも呼び方があるの?と思うほどド素人です。日本では香水といいますが、香水発祥の地であるフランスでは、パルファムやオードトワレ、オーデコロンなどと呼び方が分けられています。一般的には香水は4種類に分けられていますが、日本で香水という場合にはパルファムのことが多いようです。
パルファムとは?
⇒濃度:15~20%
⇒持続時間:5~12時間
パルファンは、濃度が高いので少量で香り持続時間も長いのが特徴です。パルファム(parfum)はフランス語で香水のことといった意味になりますので、日本で香水と言えばパルファムを指しています。最高ランクの香水はほとんどが、パルファムとなっています。
良く香ることから点でつけます。一滴だけでかなり香りますので、華やかなパーティーなどに使うのが相応しいです。反対にお葬式や仕事使いは向いていないです。
オードパルファムとは?
⇒濃度:10~15%
⇒持続時間:5~7時間
パルファムよりも濃度が薄くなり、気軽に使える香水となります。種類が豊富で香りが持続するのが特徴です。価格もパルファムよりも低価格となりますのでオードパルファムの方が一般的に人気の商品が多いです。
オードパルファムも結構匂うのでつけ過ぎには注意しましょう。線を描くように、1~3滴ほどの量を細く伸ばすような感覚で使います。 濃度を下げて使いやすくしてありますのでパルファムよりも使いやすい香水となります。
オードトワレとは?
⇒濃度:5~10%
⇒持続時間:3~4時間
オードトワレは、パルファムと比べるとほんのり香る香水となります。香水は初めてだという方や仕事にいく時に使いたいといった人に向いている香水となります。持続性はあまりないですがつけ過ぎると臭いという印象が残ります。
付け方は、線を描くように、1~2滴ほどの量を細く伸ばすような感覚でつけます。ほんのり香る香水がオードトワレの利点となりますので、付けすぎてしまうときつい臭いになってしまうので注意が必要です。
オーデコロンとは?
⇒濃度:2~5%
⇒持続時間:1時間
オーデコロンは濃度も低いですし、気軽に付けられる香水となります。こちらは女性用の商品が主となりメンズ用はあまり販売されていません。ただ、もっとも香りが薄い香水となりますが爽やかな香りですので、場所を選ばず使用できる香水でもあります。
ある程度まとまった範囲に面で付けるような感覚です。お風呂上がりなどにもおすすめで、たくさん付けても大丈夫です。
香水をつける場所のおすすめ
香水を選ぶ時、自分の好きな香りを選ぶと思いますが、汗と混じることで本来の香りとは違った香りになってしまいます。ですから、基本、汗をかかない場所に付けるのが相応しいと言います。また、体温の高い場所につけることで香りがたちやすいとも言います。
一般的には、手首、肘、耳たぶの裏、足首、太ももの裏側、お腹などに付ける人が多いようですね。
その中でも一押しは手首のようです。
「脈打つ箇所に香水を付けると香りが立つ」ことを考えても手を動かすたびに香水が香ります。ですが、手首は紫外線に当たりやすい場所なので外出時は肘の裏側など紫外線の当たりにくい場所に付けたりといった工夫も必要です。
また、手首につけた場合手に付かないように注意しましょう。
個人的に香水をつけるのはハンカチです。
ハンカチと言っても小ぶりのハンカチに香水をつけてスカートやパンツのポケットに忍ばせます。このハンカチは手を洗った時などに使うハンカチではなく、ポケットに入れておく香り用のハンカチです。
洋服などに香水をつける方もいるようですが、シミになるなどの心配もあります。ですが、ハンカチでしたらシミの心配もいりませんし、動くたびに少し香水が香り感じです。
優しい香りを求めている人におすすめの香水の付け方です。ぜひ、一度、試してみてほしいです。
体臭が気になる場合の香水の付け方

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体臭が気になり香水を使いたいと思っているのでしたら、大量に汗をかく場所は絶対に避けましょう。汗をかきにくく持ちがいいと言われているのが耳の後ろやうなじとなります。体温が高い場所の方が香りも立つと言いますので体臭が気になり香水を使う場合は、この辺りがいいのではないでしょうか。
ですが、自分の臭いが気になるあまり多量に付けることの無いようにしましょう。香害となってしまっては使った意味もなくなることを自覚して香りを利用していきましょう。
また、体臭がかなり気になるでしたら、臭いでごまかす前に体臭予防の商品なども利用してみるのも一つの策ではあります。
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最後に
何でもそうですが、程々が一番ですね。
凄く上品でいい香りだったとしてもつけ過ぎてしまい、香水プンプンでは「香水臭い人」になってしまいます。また、香水をつけるシチュエーションもよく考えて利用することも大事です。
冒頭に紹介したように、手軽に食事をすませる食堂のような場所でプンプン香水をにおいをふりまく、仕事中にプンプン香水をふりまくのはタブーのような気がします。周りの迷惑も考えながら使用してこそ価値があるのではないでしょうかね。
せっかくのいい香りですから、自分も周りも心地よくさせるように使っていきたいですね。