忙しい女性に救世主的な存在の時短コスメですが、使い方を間違えると反対に肌状態が悪くなります。
せっかく、1ステップも2ステップも時短で短くなったんだから、正しい使い方で丁寧にケアしていきたいものですね。
先日紹介したW洗顔不要クレンジングは泡立たせないので肌に摩擦をおこしていたり、強く擦りすぎていたりと過度にケアしてしまう場合もあるようです。
再度、W洗顔不要クレンジングの正しい使い方を確認してみましょう。
W洗顔不要クレンジングの基本
W洗顔不要クレンジングとは、クレンジングと洗顔を一度でこなすクレンジングとなります。製品によってはクレンジング機能・洗顔機能の他にも+アルファーの機能がついているオールインワン化粧品となります。
ですから、化粧を落とすのも顔の汚れを落とすのも毛穴の掃除も、一本ですませることになります。
一度の工程で全て行うことで肌への刺激がすくなくなりますし、+αで美容成分も配合されているので洗い上がりもしっとりします。
そして、クレンジング剤はしっかり汚れを落としてくれるオイルタイプや拭き取りタイプのものは洗浄力は強くしっかりメイクも落とせますが肌への負担が最も多くなります。
ですが、W洗顔不要クレンジングは大抵の製品が肌への負担が少ないミルクタイプやクリームタイプの物が主流です。ですので、肌に優しいクレンジングとなります。
当初はメイクは落ちてもアイメイクが落ちにくいといった口コミも多く出ていましたが、各メーカーの研究開発の成果なのでしょうか?アイメイクもしっかり落とせて、且つ、肌への刺激の少ないW洗顔不要クレンジングが出てきています。
先日時短コスメとして紹介した3つのW洗顔不要クレンジングも刺激が少なく、しっかり落とせる優れものでした。
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W洗顔不要クレンジングの基本の使い方
製品により多少の違いがありますが、大まかな使い方の紹介をします。
①乾いた手にクレンジングを乗せます
②手のひらで馴染ませ柔らかクリーム状にします
③顔全体に広げて馴染ませます
④指の腹で円を描くように優しく馴染ませていきます
⑤下から上へ内側から外側へ優しくマッサージしながら1分程度で十分です
⑥小鼻、口元・目元は細かく丁寧に行います
⑦ぬるま湯で20~30回丁寧にすすぎます。
こんな感じです。
いくつかポイントがあります。しっかりポイントを押さえて使わないといい効果がでずに、肌状態が悪くなりますので要注意です。
一つ目は①の工程で、濡れた手で行わないことです。
濡れた手で行うとメイクや毛穴の皮脂など油性のものとの馴染みを悪くします。結果、汚れ落ちが半減してしまい、肌に汚れが残る状態になってしまいます。
二つ目は①の工程の時に手の乗せる分量ですが、少なくても確かに落とせますし十分だと感じるかもしれませんが、製品の分量を守って使用することが大切です。特に使用する分量が少ないと肌摩擦が起こりやすいのでたっぷり使って行いましょう。ただ、たっぷりといっても余分に使用する必要もないので最初は規定通りに使用し、足りないと感じるなら足す感じで使っていきましょう。
三つ目は③~⑥の工程ですが、力をいれたり長時間マッサージを行うことで肌に負担をかけてしまいます。シミやシワが増える原因ともなりますので、手早く行いましょう。
手のひらでジェルを温めておくことで顔全体に広げた時にメイクが馴染みやすくなります。
W洗顔不要クレンジング+αの使い方
メイクの状態や肌状態により使い方を変えるとより効果が得られます。
カバー力の高いメイクの時
カバー力の高いメイクを使用しているなら使用量を少し増やし馴染ませる時間を長めにとります。
しっかりメイクが浮きだした時点で馴染ませながらマッサージしていきましょう。
季節により使い方も変えてみる
手のひらでしっかり馴染ませることによりメイクも浮きやすくなります。夏場と冬場で比較した場合、寒い冬場だとなかなかクリーム状にならない場合もあるのでしっかり手のひらで温めて使用するとしっかりメイクと馴染むようになります。
水をしっかり拭き取る
お風呂でW洗顔不要クレンジングを使用することが多いと思います。
少しくらいならとついつい濡れたままの手で使ってしまいがちですが、タオルでしっかり水気を拭き取ることも必要です。
蒸しタオルパックの活用
毎日でなくても週1程度にメイクや汚れを落とした後に、蒸しタオルで1分程度蒸らすと新陳代謝がアップしてお風呂上りの美容成分がより浸透しやすくなるといいます。
W洗顔不要クレンジングの使い方のNG
私の使用しているW洗顔不要クレンジングを使用した方の口コミや質問でのNGなどが紹介されていました。意外と、多くの使用者がNGな使い方をしていると知りました。
もし同じように使用されていたとしたら今すぐ止めましょう。
洗い過ぎこすり過ぎは逆効果
洗いすぎは乾燥による過剰な皮脂分泌を招くのでNGです。また摩擦も肌への刺激となってしまいます。顔全体で1分程度の、優しく円を描くように馴染ませていけば十分です。
すすぎはお湯でしていた
ぬるま湯での洗い流しが原則ですが冬になるとぬるま湯なのかお湯なのかというような温度でのすすぎをしてしまいがちです。
お風呂上りに肌が乾燥すると感じている人のほとんどが熱めのお湯での洗顔をしているのだとか・・。熱いお湯での洗顔は、肌に必要な潤いも摂り過ぎてしまいますので、乾燥やシワの原因となります。ぬるま湯の定義ですが、32℃前後が基本です。
使う量を減らしていた
しっかりした化粧品って少し使うだけでも効果を感じるので量を減らして使いがちですが、適量を使わないと摩擦で肌に負担がかかります。製品によって約一ヵ月とか二ヵ月と紹介されている期間以上に持つ場合は使用量が少なすぎることが考えられます。
メイクが薄い濃いに関係なく決まった分量を使用しましょう。
W洗顔していた
アイメイクが濃くてなかなか落ちない場合などはあらかじめメイクだけ落としておくことも必要となりますが、基本はW洗顔不要です。
帰宅後、すぐにクレンジングでメイクを落としてお風呂でも・・よりはお風呂で一回落とすだけにしましょう。
まとめ
W洗顔不要のクレンジングは本当に忙しい女性にとって頼りになりますね。
しかも肌に優しいのに洗浄力もしっかりしているのですから申し分ないです。今まで、クレンジングと洗顔を購入していた分も、一本の購入ですませられます。こういった時短コスメはどんどん活用していきたいですね。また、手入れがシンプルな分、コツコツ続けることも苦になりません。
正しい使い方で長く愛用していきたいものですね。
おススメのW洗顔不要クレンジングはこちらで紹介しています。購入時の参考にして下さい。
参考記事:時短コスメでバッチシ!メイクも毛穴もスッキリ