暖かくなり始めて花粉という言葉を聞き始めた頃、肌のトラブルが起こっていませんか?
例えば・・・
- いつも使っている化粧品が合わなくなっている気がする
- 気分もイラつきがちで、肌荒れをしている、ハリがない
- いつもよりオイリーに感じる、つっぱるなど、違和感を覚える
- スキンケアしてもカサカサした乾燥状態になってしまう
などといった様々なお肌の変化を感じる女性が増えています。
最近は季節の変わり目にこういったような肌トラブルを感じる女性が急上昇しています。
この肌のことを、「ゆらぎ肌」なんて呼ばれています。
もしかしたら、あたなの肌もゆらぎ肌状態になっているのかもしれません。
ゆらぎ肌って?ゆらぎ肌の症状
ゆらぎ肌とは、季節の変わり目など、急激な気温の変化や環境変化により、自分のベストな肌状態とは異なる違和感を感じる、お肌状態を指しています。
急なカサカサ感やピリピリ感、ハリのなさなど、一時的にお肌が敏感に傾いている状態になった時など“ゆらぎ肌”と呼んでいます。
ここ3,4年前くらいから出てきた新しい肌タイプですが、最近は女性の間で急増しています。
実も私もゆらぎ肌です。
花粉が飛び散る時期がピークで、肌が乾燥しスキンケアをしっかりしても粉を拭いたような状態となってしまいファンデが上手くつきません。いつからかと言われても答えられなくらい前からこんな症状です。ついでに、肌だけでなく頭皮も凄く乾燥しフケが出てきます。
ですが、梅雨の時期には治っています。
ゆらぎ肌の症状は敏感肌と重なる部分が多いようで、敏感肌のサブタイプという位置づけになっているようです。
特に様々な変化の多い春先に「ゆらぎ肌」と感じられるケースが多いようです。その他には秋口や秋の終わりなどもゆるぎ肌だと感じている女性が多くなっているようです。
ゆらぎ肌の原因
ゆらぎ肌の一番の原因は季節による空気の乾燥と気温差となります。それに加えて、紫外線量の増加、ホコリや花粉、環境の変化によるストレスや睡眠不足などとなります。
肌状態としては様々な要因で、肌を乾燥させたり、うるおい不足になってしまっていると考えられています。
寒暖差
春は三寒四温と呼ばれるように、暖かくなったと思っても次の日はまた肌寒い日に逆戻りと気温にバラつきがあります。この寒暖の差に肌が対応しきれないため、肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。
紫外線
紫外線が少し弱い冬の間はお休みモードになっている肌は、抵抗力が弱まっている状態です。そこに急激に強い紫外線を受けると、バリア機能が弱まった肌からは水分がどんどん逃げてしまいます。皮脂分泌は活発になるのに、乾燥してしまう悪循環になりゆらぎ肌となっていきます。
花粉や黄砂
寒暖差や紫外線で、外的刺激に敏感になっている肌は、ホコリや花粉を刺激としてみなし過敏に反応します。ですから、花粉が飛び散る時期になるとかゆみや赤みを引き起こします。
ストレス
春は就職や入学など春は新しいスタートを切るフレッシュな季節ですが、新天地での生活などの環境の変化などで精神的にストレスを感じやすい面もあります。ストレスにより自律神経が乱れると肌にも表れるようになります。
ゆらぎ肌の注意点
ゆらぎ肌は放置は大変なことになります。
このままにしておくとどんどん肌トラブルが起こります。
紫外線のダメージを受けやすい状態になる
シワやたるみ・シミを招く原因となる
肌がくすんだり、キメが乱れた状態となる
などなかなか解決しない肌トラブルの原因となりますので、ゆらぎ肌だと感じたらしっかりケアを行う必要があります。
- 肌に刺激を与えない
- しっかり保湿する
- ストレス発散する
- マスクなどで花粉などを避ける
- 日焼け止めやUVカット
- 肌にやさしい素材のものを選ぶ
- 毎日使用するものは清潔を保つ
- 十分な睡眠をとる
- 洗顔し過ぎない
最も注意したいゆらぎ肌対策

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ゆらぎ肌対策で注意したいのは、まず、原因となる刺激をできる限り遠ざることです。上記でも紹介したようにマスクやUVカットを始めとして防げることはしっかりケアしていきましょう。
そしてポイントとなってくるのがスキンケアです。スキンケアは敏感肌と同様に、優しいケアを行うことが必要となってきます。
ゆらぎ肌のスキンケアで気をつけたいのが、「過剰なスキンケア」です。お肌が弱っていたり不安定な状態で、美容液や乳液をたっぷり与えたところでは、効率よくお肌に吸収されません。反対に、余計な刺激となってしまう場合があります。シンプルなケアを丁寧に行っていく必要があります。
洗顔はこすらず優しく
近頃はW洗顔は肌の大事な成分を摂りすぎると、W洗顔不要のクレンジングが人気を集めています。泡やクリームで汚れを浮き出させるように優しくマッサージしていくといいでしょう。
朝の洗顔は寝ている間に分泌された油分や顔に付着したほこりを落とすことが目的ですので、洗浄力の強い洗顔料は避けましょう。
そして、冬場は乾燥気味だった肌も、春先になると代謝が活発になり皮脂汚れもたまりやすくなります。肌のうるおい成分が流出しないよう手早く洗い、泡残しがないようにしっかりすすぎましょう。顔を拭くときもゴシゴシせず、タオルで肌を軽く押さえるようにして、水分をとっていきます。
ゴシゴシとこすることなく、丁寧な洗顔で美しい素肌を維持していきましょう。
普段使っている化粧水で水分をたっぷり補う
ゆらぎ肌は肌が敏感になっているのでいつもの化粧水などでしっかり水分を与えるようにします。
肌に良いとされる成分がはいった高級美容液をつけてあげたいと思うでしょうが、いきなり与えても肌の奥まで吸収されることもないのでまずはいつもの化粧水でしっかり保湿して肌状態を正常に戻すことが必要です。
もしも高級美容液を使うならその後で・・ということになります。
バリア機能を高めるスキンケア
3月は、花粉が原因で肌が荒れる女性がおおいと言います。
肌に優しい化粧品で、肌表面から肌内部へ美容成分を充実させることも必要ですが、化粧水のあと、乳液もしくはクリームで肌にフタをしてあげるように、油分を補給するのも必要です。
いつもの化粧水の後に蓋をするいみで美容液などを使用すると効果が出やすいです。
紫外線から肌を守る
3月、4月の紫外線は強いと言います。弱った肌にいきなり強い紫外線を浴びることがないように、紫外線防止下地やファンデーションを使って、紫外線から肌を守ることも大切です。
また、花粉の影響で鼻回りの皮膚がめくれてしまう人も多いようですが、ワセリンなどの刺激の少ないものをたっぷり塗ってねるなどすると化粧もつきやすくなります。が、薄化粧にしたほうがいいですね。ワセリンでしたら一日に何度も保湿しても大丈夫ですので、乾燥のひどい時期は持ち歩くとよさそうです。
体の中からも抵抗力アップ
基本のスキンケアで肌の抵抗力をあげるのも大事ですが体の中のケアも行うと効果的です。
“肌は腸を映す鏡”とも言われるように、腸内環境を整えると肌も元気になります。花粉症やアレルギーに “乳酸菌”が効果的と言われていますので乳酸菌サプリなどの活用や乳製品で乳酸菌を摂るようにするのもおすすめです。
善玉菌の中でもビフィズス菌を増やすことで、抵抗力がアップします。
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ビタミンを摂る
ビタミンAで肌の粘膜を強くする
ビタミンAは、肉類では豚、牛、鶏の肝臓。うなぎやいか、たまごやバターなどの乳製品にも多く含まれます。
ビタミンB2で肌のターンオーバーを促進
レバーやうなぎなど動物性の食品に多く含まれます。植物性食品では納豆に多く含まれています。牛乳や乳製品、卵も効率の良い摂取源です。
ビタミンCで紫外線によるメラニン色素の働きを抑える
パセリやブロッコリー、ピーマンなどの緑黄色野菜、レモンやいちごなどの果物、その他緑茶などもビタミンCが豊富です。
最期に

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ゆらぎ肌も現代病の一つなのでしょうか?暮らしが便利になったことで多くの問題が勃発してきます。
最終的には、しっかり栄養補給して、しっかり睡眠をとり、適度な運動、規則正しい生活など基本的な生活習慣をつけることで解決することばかりです。ですが、ストレス社会でそれも難しくなってきています。あまり完璧を求めたり上を見過ぎないように、地に足をつけて生活することを身に着けたいものですね。
スキンケアもいつもの化粧品でしっかり水分を補い、時々シートマスクなどをつかいケアしてあげると良さそうですね。そして高級美容液もきっと効果的でしょうが程々が良さそうですね。過度に反応してやり過ぎないようにしていくことも必要ですね。
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