誰もが気になっているわきの辺りの臭い!
ワキガではなくても脇汗をかくのである程度の臭いはありますので対策は必要です。
特に暑くなり少し動くだけでわき汗をかく夏場には必須です。
今回は脇汗の臭いの原因からワキガとの違いまで紹介したいと思います。
脇汗とは?

18911069 – woman sweating very badly under armpit
脇汗とはわきにかく汗のことです。
脇汗は夏だけでなく一年中を通してかいてしまうので、汗シミもかなり気になる女性たちが多いのです。特に夏はわき汗の目立つTシャツを着ることで、かなり人の目を釘付けにしてしまいます。
脇汗は、体温調整のためにかく汗、緊張した時や不安を感じた時にかく汗、辛いものを食べた時に顔にかく汗の3種類がありますが、一般的にワキ汗といえば、体温調整のためにかく汗が多いと考えられます。
基本的に臭いなく、汗をかくことで熱を発散し、それが蒸発して冷却効果を起こし、体温を下げ37度前後の人肌に保つ役割をしています。
ワキガとわき汗の臭いとの違い
脇汗の臭いは気になっている場合、ワキガなのか?という心配も出てきますし、ワキガの臭いなのか脇汗の臭いなのかもわかりません。脇汗とワキガは汗の出る腺が違うので全く別物の汗となります。
汗の出どころは、汗腺となりますが「エクリン汗腺とアポクリン汗腺」の2種類の汗腺があります。 エクリン汗腺柄出る汗が一般的なわき汗となります。そしてアポクリン汗腺から出る汗がワキガとなります。
エクリン汗腺
エクリン汗腺は、頭、顔、背中、手足を中心に全身にあります。主に体温調節のために発汗します。このエクリン汗腺から出る汗の主成分は「水」で、酸性ですので臭い臭いがすることはありません。 エクリン汗腺からの汗はわき用のデオドラントなどで対策すればある程度の臭いは抑えることができます。
アポクリン汗腺
アポクリン汗腺は、わきの下や瞼、鼻、耳の穴、乳首周辺、へそまわり、陰部などに多く存在します。アポクリン汗腺から出る汗はアルカリ性で臭いのが特徴です。 水分が少なく、脂肪やたんぱく質、アンモニアなどを含んだ粘り気ある汗が出て、脂肪酸になりニオイを出します。衣類のわきの部分の黄色い汗じみや、腋臭症(わきが)の原因です。 アポクリン汗腺からの汗はわきが専用の商品を使うことのなりますので、わき用のデオドラントや石鹸では中々改善することは難しいです。
わきが治療となりますので手術などで対策を取る人も多いです。
また、アポクリン腺の個数は人それぞれで、多い人もいれば少ない人もいます。汗そのもののニオイは強くはなくても、アポクリン腺が多い人は、脇汗のニオイが強くなりやすいと考えられています。
わき汗の臭いの原因
わき汗が臭い原因は2つとなります。
1つはアポクリン腺が多くあり汗をかくことで強い臭いを発することです。これはワキガとなりますので、ワキガではない方はそれほど臭いません。
もう一つの原因はエクリン汗腺から出る汗です。わきの下にはエクリン汗腺が集中しているので汗をかきやすいです。ですが、エクリン汗腺から出ている汗は臭いがありませんので、わき汗の臭いを気にすることもありません。
ですが、ワキガでもないのに臭いならわきの下が、雑菌が繁殖やすい状態にあると考えられます。
汗をかいたまま放置している、通気性の悪い服を着ているといった状態は、雑菌が繁殖しやすい状態でもあるので、脇汗のニオイが強くなってしまう可能性があります。
また、暑い炎天下にいるときなど大量の汗をかくことで、汗の成分が脇の雑菌に分解されて強いニオイになってしまいます。
ですから、ワキガではないわき汗の場合は、汗をかいたら小まめにわきパットを変えるとか、毎日清潔にすることで臭いは抑えられます。
見られたくないワキ汗!万全の対策ってないの
自分の汗はワキガなのか否か診断してみましょう
自分はワキガなのかそうでないのかを知ることである程度、どんなわき汗対策を行っていけばいいのかがわかりますので、まずは自分でワキガ診断をしてみましょう。
両親のどちらかがワキガ
ワキガは両親がワキガだと遺伝しやすいです。ワキガは優先遺伝となりますので、両親のどちらかがワキガだと高確率でワキガとなります。
毛深い
ワキガの原因となるアポクリン汗腺は、体毛が多い部分に存在します。特に下半身が毛深い人は、そうでない人と比べて、ワキガである可能性が3倍以上高いといいます。
耳垢が湿っている
アポクリン汗腺はわきの下や瞼、鼻、耳の穴、乳首周辺、へそまわり、陰部などに存在しますが、汗腺の有無を最も簡単に確認できるのが「耳の中」となります。耳垢が湿っている場合はワキガの可能性大です。また、耳垢がキャラメル状に近い場合は重症のワキガだとも言われています。
汗染みが黄色い
普通の汗だとワキガ黄色くなることはありませんが、ワキガの汗は皮脂などを多く含んでいるため、汗染みが黄色くなる特徴があります。またひどいワキガだと茶褐色になる場合もあるようです。
ただ、汗染みが黄色くなる場合ですが、ワキガでなくても、運動不足で汗腺が衰えていたりすると、汗染みが黄色くなることがあります。ですから、更年期以降の運動不足の女性の場合、急に汗染みが気になしたりする場合もあります。
風呂上りでも体臭が残る
通常の汗はボディソープでも汚れや雑菌は落とせますが、ワキガの場合は皮脂などが落ちず体に残ったままだとお風呂上りでも体臭が残る場合もあります。
汗には良い汗と悪い汗がある
自分はワキガではないけど汗臭が臭いという場合は悪い汗が出ている場合もあります。汗には、良い汗と悪い汗がありますので良い汗をかくようにすれば透明の臭くない汗となります。また、悪い汗は良い汗に変えることが出来ますので、悪い汗を改善するような努力も必要となります。
良い汗とは?
良い汗は水のようにサラサラです。また、早く乾くサラサラした水のような汗です。
そして理想的な良い汗は、体温が上昇したとき素早く、しかも必要なだけ出て、体温調節してくれる汗です。
悪い汗とは?
良い汗がサラサラなら悪い汗はネバネバです。そして、ネバネバしている分、乾きにくい汗となります。たくさん出ても体温調節にならず、血液の中の貴重な成分まで排出してしまう汗です。原因は、汗腺の働きが鈍くなっていることがあげられます。このネバネバした悪い汗は雑菌の繁殖を促進し、結果として臭い汗となっていくのです。
悪い汗の改善方法
悪い汗は普段、涼しいところで過ごしていて汗をかくこともなく運動不足の人などが汗をかいた時に悪い汗が出ます。ですから、よい汗をかくために日頃から汗腺機能を鍛えましょう。汗腺機能を鍛えることで常に良い汗をかくようになります。
一番簡単な方法は入浴で汗腺機能を鍛えることです。半身浴が健康法として注目されたこともありましたが、半身浴はゆっくり体温が上がりジワジワ大量の汗をかくので汗腺機能を鍛えるにはおすすめです。半身浴で大量の汗をかいてから、普通に入浴するようにしてもいいですね。
ワキガのデオドラント
わきが出なくても汗臭が気になるならデオドラントを使ってみてもいいですね。
ワキガなどの臭いを抑えるデオドラントは、朝の出勤前に使用します。汗をかいてからではなく汗をかいてない状態で使用することで臭いを抑える効果を発揮します。わきがのデオドラントの中には医薬部外品もあります。既に体臭や汚臭を防ぐ働きが認められている成分を配合してあるデオドラントを選びましょう。通常のデオドラントでは防ぐことの出来ない臭いや雑菌にも効果が期待できます。
ボディソープとは効果や働きが違い、デオドラントには制汗作用と殺菌効果によりわきがや皮膚汗臭を抑える効果があります。
ワキガのボディソープ
ワキガなどの、ボディソープには殺菌効果と肌を洗浄し、体臭・汚臭やニキビを防ぐ働きがあります。ですから、一日を終え入浴した時に毎晩使用したいですね。
体を洗いすぎるのは良くないといいますが、ワキガの場合や汗臭が気になる人は、カラダに雑菌が残っている状態ですのでやはり毎日清潔にする意味でもボディーソープで臭いを抑えましょう。
最後に
臭い対策に関しては何度も紹介してきましたが、やはり臭い対策商品は必須ですね。特に朝晩のケア、入浴でのケアは汗をかく季節には行いたいですね。確かに過度な洗浄は良くないとは思いますが、臭いからと敬遠されることを考えたら最低限のケアは行いたいです。どうせ臭い対策するなら、ボディーソープ、デオドラント、サプリとトータルケアをしてみましょう。効果が感じられることで良さを実感できると思います。 女性のデオドラントの決定版@ボディーソープ+クリーム+サプリで全身トータルケア