睡眠のゴールデンタイム、お肌のゴールデンタイムは22時から2時だと言われています。
ですがこのゴールデンタイムは時代遅れなんだとか・・・
確かに言われてみれば、小中の子供やスポーツしている子供だったら22時に寝ることも可能だと思いますが、成人女性が22時はちょっと無理があります。この22時のゴールデンタイムの考え方は正しいのですが、無理に寝ようとして睡眠不足に陥る人もいるんだとか。
じゃあ、正しいゴールデンタイムっていつなの?
しっかり睡眠をとって美肌も健康も手に入れたいわ!という欲張り女性は多いはず。
そして、眠りの有無が肌にも大きな影響力を与えています。
正しいゴールデンタイムを知ることで美肌にぐっと近づけるのではないでしょうか?
睡眠のゴールデンタイムとは?
先にも述べたように睡眠のゴールデンタイムは22時から2時までと言われています。
そして同じく肌のゴールデンタイムだとも言われています。
その理由は、成長ホルモンが1日の中で最も分泌されるときであることから、睡眠をとることが望ましいと考えられるようになったからです。実際、21時ごろから体内時計は寝る準備に入るのだと言われています。
この時間に寝ることが出来るのなら実行したほうがいいですが、現代人にはちょっと難しい時間でもあります。そしてこのゴールデンタイムは都市伝説だったと言われ始めています。
本当のゴールデンタイム
じゃあ本当のゴールデンタイムって??と思いますが、実際に22時から2時まではゴールデンタイムには違いないのですが、寝始めて深い眠りに陥る3時間に最も成長ホルモンが分泌されるのです。その事実から言うと本当のゴールデンタイムは寝始めてから3時間ということとなります。
ですから、無理してゴールデンタイムに頑張って寝るよりも、効果的な昼寝を挟んだり、夜に光を浴びずに、深い眠りに入ることこそが、「お肌に優しい睡眠」であり正にゴールデンタイムだといいます。
眠くないのに22時にベッドに入るよりも、眠くなるのを待ち23時、24時にベッドに入った方が効率も良くいい睡眠がとれると言います。
この寝始めの3時間がゴールデンタイムと言われるのは、成長ホルモンの分泌タイミングは、寝る時間帯に関係なく、何時に寝ようと「眠り始めの3時間」に集中して分泌されるからなんです。ただ、この3時間の間に目が覚めてしまうという症状がある方は要注意です。ここでしっかり睡眠をとることで肌にもいい影響が表れるのです。
22時にこだわるよりも、“眠り始めの3時間を、途切れなくぐっすり眠ること”を意識して若返りホルモンの分泌を促していきましょう。
ゴールデンタイムと美肌の関係
深い眠りに入ることこそが、「お肌に優しい睡眠」ということで、真のゴールデンタイムはわかりましたが、肌と睡眠の関係性についても知っておくといいと思います。
ゴールデンタイムに分泌ルされるホルモンは、日々のお肌のダメージを癒やし修復してくれるありがたいホルモンです。
肌のハリを保つことで美肌でいられます。このハリを保つには、肌の表面を支えてくれる肌の奥のコラーゲンやケラチンという成分が必要となります。その大切な成分の生成を助けるのも成長ホルモンの働きの一つです。もちろん、外からのスキンケアでも補充しているでしょうが、内側からのホルモンは補充できないので、より成長ホルモンを出すような睡眠が必要となります。
睡眠のゴールデンタイムにしっかり成長ホルモンを分泌させるような生活習慣も重要となってきます。
“早い時間から眠ること”を心がけるよりも、“眠り始めの3時間を、途切れなくぐっすり眠ること”で若返りホルモンの分泌を促すことができます。
そしてもう一つ重要なのが、血糖値が低い状態にならなければ、成長ホルモンは十分に分泌されません。逆にゴールデンタイムを外れていても、しっかりと血糖値が下がった状態で睡眠に入れば、美肌には効果が十分に出るのです。
よって、遅く帰宅して夕食を食べて急いで寝るよりも、しっかり消化された後で寝ないと美肌には寝れないということです。
ゴールデンタイムだからと、無理に早く寝ようとするのではなく、いかにいい状態で眠りにつくかが大事となります。
肌のゴールデンタイムを有効につかう
成長ホルモン効果を発揮する秘訣としては、美肌のためには無理に寝る時間を早めることなく、寝る前の2~3時間の過ごし方に注意することでゴールデンタイムを有効に使えます。
もし帰宅時間が遅くなったけど明日も朝早いから早く寝たいなら、食事の内容を考えます。消化の早いものを軽く食べ、ゆっくりお風呂に入りベッドに入ることで、ゴールデンタイムも手に入りやすくなります。
ゴールデンタイム+朝陽
人間は朝の太陽の光を浴びることで、体内時計を修正しているのです。
朝起きたら朝日を浴びて夜に質の良い睡眠がとれるよう体内時計を整えましょう。こうすることで生活のリズムが付き睡眠ホルモンであるメラトニンが多く分泌されるようになります。
例を挙げると、こんな感じです。
★朝7時に起きた場合、夜10時頃からメラトニンが分泌され始め、脳や体が眠る準備を行います。メラトニンが蓄積されることにより眠気を誘い、夜12時頃に自然な眠りにつくことができます。
★朝6時に起きた場合、夜11時頃からメラトニンが分泌され始め、脳や体が眠る準備を行います。メラトニンが蓄積されることにより眠気を誘い、夜11時頃に自然な眠りにつくことができます。
このように生活リズムがつくことで肌にもいい効果が表れるようになります。
まとめ
肌のターンオーバーが活発になるゴールデンタイムは入眠から3時間という説が現代では一般的になっていますが、可能なら日付が変わる前に眠りについたほうがベターなことに変わりはありません。欲を言うならば22時、23時頃でもあります。ですが、時間ばかりにこだわってもいけません、ベッドに入る3時間ほど前に入浴するなどしてしっかり熟睡できるようにしていくことも大事です。
そしてベッドに入る時間ばかり気にしていた人は、今日から自分のゴールデンタイムを把握して質のいい睡眠で肌美人を目指しましょう!
もしもいつもぐっすり眠れなくて・・特に寝始めの3時間は覚醒しがちというかたはぐっすり寝られる極意も紹介していますので参考にしてみてください。
